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科学キャンプにできること

科学キャンプで得られるのは、科学に関する知識だけではありません。 疑問を見つける力、考える力。新しい仲間との集団生活を通して身に付くこともたくさんあります。 ↓ Lire le descriptif détaillé plus bas ↓

科学キャンプにできること

科学キャンプで得られるのは、科学に関する知識だけではありません。 疑問を見つける力、考える力。新しい仲間との集団生活を通して身に付くこともたくさんあります。 ↓ Lire le descriptif détaillé plus bas ↓

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OSIの科学滞在センターは、言語を超えた高いレベルの科学キャンプを子どもたちに提供することを目指しています。好奇心を原動力に本物の調査を行い、学校だけでは学べないたくさんの自然の不思議について考えたり、専門家を交えたセミナーなども用意しています。

こうした時間を過ごすことは、必然的に、科学だけでも語学だけでもない多様な視点を共有することになります。科学の話題をきっかけに、それぞれの興味や文化、将来の夢など色んな背景をもった子どもたちが交流することで、お互いに刺激し合い、キャンプが終わってからもずっと仲良く連絡を取り合えるような友だちができることでしょう。

科学キャンプは、開催地や参加者に合わせて、フランス語、英語、日本語、スペイン語、様々な言語で行われます。開催国外からの子どもたちが安心して参加できるように、サポートもしっかり揃えています。



 科学はみんなの共通の言葉です

科学は世界の共通の言語です。研究論文の書かれた言語を完璧に理解することはできなくても、その実験や経験は共有できますし、結果として導き出されたものは、国境に関係なく普遍だからです。

また、専門的な用語は、どの言語でも似たように表現されることが多いので、コツさえつかめば理解することができます。もちろん、キャンプ中にわからないことがあれば、インストラクターがしっかり説明します。



 科学を通して、言語を学ぶという発想


OSIは、科学の楽しさに特化し、教育学を重視した本格的な科学教育のモデルを実践しています。1992年の創設以来、科学とそれ以外の遊びを分離することなく、科学本来の面白さを味わってもらうための独自の方法を築いてきました。

OSIの科学キャンプでは、参加者である子どもたちは、主導的に調査に取り組むことができます。講義形式で先生の話を聞き続ける時間はありません。「どうしてだろう」、「どうなるんだろう」と疑問を持ち、知りたいと思ったことは徹底的に調べられる環境が整っています。

また、開催国以外からの参加者も、毎年少しずつ増えてきています。キャンプは基本的に開催地の言語で行われるため、言葉の不自由な参加者が面白い研究に没頭できるような環境を整えるというのは困難に思えるかもしれません。でも実際に子どもたちは、好きな遊びや実験に打ち込むうちに自然と他の子どもたちと意思疎通をはかり、研究プロジェクトを成功させるだけでなく、必要な言葉をも習得していくのです。



 調査チームの国際的な協力体制

様々なバックグラウンドを持つ子どもたちが一緒に研究プロジェクトに取り組むことで、研究に文化的な多角さが生まれます。OSIの科学キャンプでは、こうしたインターナショナルな研究プロジェクトを通して参加者が世界への扉を開けるように、研究機関との科学協力やスポーツなどのアクティビティに際しても、好奇心や文化的な要素を発達させることも目指しています。



 科学調査がもたらすもの

現代の科学進化は、非常に高度な専門性が求められます。研究者たちは、難解なテーマを解釈して理論の精度を高めるために、基礎から応用までたくさんの厳しいトレーニングを重ねています。しかし同時に、こうした過酷な現状が、結果的に科学以外の分野への理解を深める機会を減らしてしまうという問題を招いているのも事実です。

今、科学研究に、その知識や成果をより多くの人と共有し、役立てることのできる新たな面を加えることが必要です。研究者と市民をつなぎ、協力できるようにすることで、科学の素晴らしさや明らかにされる問題について、一般の人たちも理解できるようにしなければなりません。

この数十年の間、世界中で科学キャンプが発達し、子どもたちによる科学も進化してきました。しかし、そうしたせっかくの研究成果が誰にも伝わることなく埋もれてしまっては残念です。科学キャンプでの成果も、国内はもちろん、ヨーロッパ、世界各国の人たちに知ってもらえるよう、積極的なコミュニケーションをはかることが重要です。



 OSIの科学キャンプ

OSIでは、子どもたちの母国語に関係なく高いレベルの科学キャンプを提供するため、本当の調査研究プロジェクトを進めると同時に、プロの科学者や専門家を招いたセミナーを開催しています。自分たちのプロジェクトへのアドバイスがもらえるだけでなく、プロと話をすることで、科学への知識や興味がますます高まる機会にもなることでしょう。

最初は心配かもしれません。でも、科学キャンプに参加して、科学のおもしろさを味わうために必要なのは言葉だけではありませんし、むしろ言葉の占める割合はわずかなものです。様々な背景を持つ新しい友だちと一緒にプロジェクトに取り組めば、自分だけでは見つけられなかった素晴らしい発見があるはずです。



 自信をもって保証します

OSIの科学キャンプは、7歳から18歳までの子どもたちを対象にデザインされています。保護者の方には、子どもたちの安全と快適な滞在そして質の高い科学教育を、また参加者である子どもたちには、未知の科学への冒険、新しい友だちとの楽しい時間を約束します。キャンプは、開催地や参加者によって、スペイン語、イタリア語、フランス語、日本語、ドイツ語など、様々な言語に対応しています。



 安全面について

OSIが主導するアクティビティでは、5人の参加者に最低1人のインストラクターがついています。もちろん外部に委託するものに関しても、キャンプ滞在中の参加者の安全には最大限配慮しています。

科学キャンプ開催時には、消防署、医療施設、警察など、科学滞在センター周辺の機関にも連携し、万が一の場合には柔軟かつ迅速に対応してもらえるように協力を依頼しています。



 キャンプ中に参加者やスタッフと連絡を取る方法

- 毎日、それぞれの科学キャンプの特設ウェブサイトに、その日の出来事やプロジェクトの進行状況などを掲載します。インストラクターや子どもたちが日替わりで書いています。
- 科学滞在センターには、電話やインターネットが設置されており、自由時間には誰でも使うことができます。
- 科学滞在センターのディレクターに電話をかけて、気になることを確認したり、伝言を残すこともできます。

これらの連絡先は、参加登録が完了した時点でお知らせします。



 子どもたちに本当のバカンスを

OSIの科学キャンプが一番大切にしているのは、学校のない休みの時間を子どもたちに思いっきり楽しんでほしいということです。夏休みや冬休みを使って科学キャンプに参加することで、普段はなかなか集中して取り組むことが難しかったり、一人では行き詰まってしまうような実験にも果敢に挑戦してもらいたいと思っています。もちろん、友だちとスポーツをしたり音楽を聴いたりする時間も取って、毎日が充実した滞在になるようにスタッフが全面的にサポートします。



 どの科学キャンプも同じ料金です

OSIの科学キャンプは、扱うテーマによらず全て同じ料金で参加できます。参加料金の違いを気にすることなく、本当に興味のある研究プロジェクトに参加してほしいからです。また、科学キャンプの運営費用は、様々な機関や賛同者からの協力を得て、可能な限り低料金に設定しています。



 キャンプの質を保証するスタッフトレーニング


より質の高い科学キャンプを運営するために、OSIでは、ディレクターや運営スタッフ、インストラクターに科学者など、たくさんの大人が従事しています。もちろん教育に関する資格を持つ人や、科学の博士号を持つ人もいます。OSIの科学キャンプのインストラクターになるためには、事前に「科学教育」と「子どもの調査プロジェクトのためのマネジメント」という2つのトレーニングを受講することが定められています。

効率の良いキャンプ運営に求められることは色々ありますが、実際にOSIで働きたいという人の情熱は強く、そのこと自体が、充実した科学キャンプの源にもなっています。

また、OSIの科学キャンプでは、5人の参加者に対して1人のインストラクターがつきます。これは、フランスの青少年スポーツ省が推奨する12人に対して1人という目標を大きく超えています。こうすることで、より質の高い科学調査を進めることはもちろん、参加者の安全にも十分に気を配ることができます。

さらに、 年間を通して、教育方法に関するたくさんのミーティングを開いています。科学キャンプの開始前には、全てのインストラクターやスタッフが集まり、キャンプに向けて入念な準備と意見交換できる機会を数回設けるほか、研究者やエンジニアからの提言にも積極的に耳を傾け、毎回の科学キャンプがそれまで以上に成果をあげられるように努力しています。キャンプ終了後には、再度数日間に渡ってスタッフが全員で集まり、キャンプ全体を振り返って、反省点や今後への改善点について話し合います。

変わった取り組みとしては、技術的なトレーニングや教育へのアプローチ、調査プロジェクトの方法などについて、参加者の子どもたちを交えたミーティングを行っていることです。実際にキャンプに参加して数週間を過ごした参加者の意見から学ぶことは多く、たくさんのアドバイスやアイディアをもらっています。



 研究プロジェクトに直結する活動


定期的に研究者やエンジニアと連絡を取り合うことで、科学キャンプの内容と質を充実させ、高いレベルを保っています。
科学滞在センターには、基本的な実験や調査用の器具や機械が揃っていますが、大きいものや高価なものに関しては、必要なときに借りてきたり、その機材がある施設を直接訪問して使わせてもらったりしています。こうすることで、プロの研究者に会うこともでき、調査のアドバイスをもらえるというメリットもあります。



 科学滞在センターまでの交通

科学滞在センターまで、保護者の方が送りに来られなくても大丈夫です。インストラクターやスタッフと近郊の駅や空港で待ち合わせをして、一緒に行くことができます。その場合には、利用する電車や飛行機の便についての詳細を事前にご連絡ください。帰りも一緒です。大きな駅や空港までは、スタッフがお送りします。



OSIの科学キャンプに関するパンフレットはこちら
それぞれの研究プロジェクトの詳細はこちら

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