ホーム > 研究プロジェクト > 南アルプス(フランス) > オオカミの足跡 <Traces de Loup>
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Introduction
大自然の中で思いっきり遊ぶことが好き?山で充実した夏休みが過ごしたい?
動物の足跡を探したらどんな発見ができるだろう。
自然の力を改めて発見する、楽しい冒険ができるキャンプです。
Le Séjour
アルプスのオオカミ...
フランスの生態系における大物捕食者であり、子ども時代のお話に出てくるミステリアスな生き物は、1990年代にアルプスの南端メルカントゥールとイタリアで再発見されました。
恐怖のシンボルであり、牧畜の脅威。今日オオカミは論争の中心にあります。食物連鎖、つまり生態系のバランスの鍵の一つとされているにも関わらず、オオカミは難しい環境の中、生息しています。
オオカミに関しての調査に興味がありますか?野生動物の観察をしてみたいと思ったことがありましたか?
あなたたちのミッション : 動物の追跡というテーマで自然科学者や生物学者としての研究をすること。調査道具を整え、計画を立て、いざミッションへ!キルギスタンでおこなわれるPANTHERAプロジェクトと同じく、以下の技術を習得することができます。 (キルギスタンのプロジェクトについてはこちらの紹介をご覧ください。) :
- 待ち伏せのテクニックと観察道具の使用
- 写真撮影のための罠づくり
- 毛の採取のための罠づくり
- 足跡を型にとる
- 追跡の技術
- 科学的サンプルの採取(毛など)
- 探検のための身体管理
グループに分かれて活動、調査にあたります
- 若いメンバーのグループは自然が好きで山歩きをしたければ参加可能
- 青少年グループはオオカミや熊、オオヤマネコ、ユキヒョウの生態に迫るPANTHERAプロジェクトに興味がある方
若いメンバーのグループは山の中で写真撮影の機材を設置し、双眼鏡でよく見渡せる場所に待ち伏せ用の基地をつくり、天候によっては夜も観察できるテントを張ったりという活動をします。
青少年グループは野外での観察以外に調査や科学実験をおこない、スペシャリストへのインタビューなども行います。
このキャンプは、2006年からキルギス共和国で開催しているユキヒョウ追跡調査と連携しています。 野生の動物たちは、人間に遭遇しないように隠れて生活しています。調査にあたっては、自然のルールを尊重し、遠く離れた所から、動物たちを刺激しないように観察します。
チームでの科学的な調査。本物の冒険をするチャンスです。
もっと先まで行きたいあなたへ
若い頃から環境保護に対する意識を持ち、科学的知識を身に付けることは、生涯必要となる自然への敬意を示すにあたって一番大切なことです。
情報を仕入れ、学び、反応するすることがキーワード。どのグループに所属するかはキャンプが始まってから変更することもできます。
- レベル1:目的の動物についての入門、動物の追跡技術
- レベル2:動物の追跡技術、科学的探検について深める
- レベル3:科学実験、追跡調査の編集、地理情報システムの操作、調査結果の発表
OSIの教育チームは、参加者が科学に対して少しずつ理解を深められるようになるための進歩を支援します。一つ一つのアイデアは公平に取り上げられ、研究プロジェクトでの発見は全て公表されます。
さらに、参加者自身が描いたクロッキーや調査記録を持って帰ることで、調査結果を他の人に伝えることができます。その後引き継がれたプロジェクトの追跡記録も公開されるので、キャンプが終わっても引き続き情報を得ることができますし、同じキャンプでまた研究に加わることもできます。